としや‘s ブログ

日々の学びや感じたことをアウトプットしていきます(^^)!

「私の教員人生Part5〜11年がくれたもの〜」

今日は自宅待機4日目。朝から読みかけの本を2冊、読み終えました。

「22世紀の民主主義」成田悠輔さん

「エッセンシャル思考」の2冊。

最近になって成田悠輔さんを知り、興味を持って書籍注文して読みました。読み終えての感想。やはりいろんなことがAIに取って代わられるのか、マトリックスの世界に近づいてるなぁ😅です。

 

さて、今回は私の教員人生の中盤、11年の特別支援学校勤務時代がくれたもの、というテーマで書いてみます。

 

まず結論から。

 

この11年は私にとって必要な時間だった。

 

です。教員としても、親としても、夫としても...。

この時間がなければ、もしかすると、私はいろんな間違いをしたり、家庭も崩れていたんじゃないか、と思います。

 

なぜか?

 

それは、前回も書いた、それ以前の私には「生徒のために」「感謝」「貢献」などがあまりにも無さ過ぎたためです。

 

特別支援での11年はそれに気づく、学ぶための時間でした。これは、勤務している頃からうっすらと感じたり、考えたりしていました。

 

はじめの頃は正直、何度も「俺はなんでここ(特別支援)にいるんだろう?なんで?」と思いました。何回も。

 

ぼんやりそんなことを考えると、そのうち「これにはきっと意味がある。何かある。」と思うようになっていきました。

 

「じゃあ、その“意味”って何か?」

 

まずは家庭で...。

特別支援勤務になってから、私はそれまで全くやってこなかった家事を担当することが多くなりました。部活もなく、放課後、土日は普通校とは違って時間があります。3人の子供たちも上が小学校、下は保育園になっていました。習い事の送迎や食事作りが主な担当です。

恥ずかしい話ですが、初めて米を洗った時は握りつぶして米が粉々になってました。カレーも作れませんでした😅

朝ご飯を作り、片付けして、洗濯物を干して、畳んで、昼ご飯を作って...、家事ってめちゃめちゃ大変🤣‼️

そんなことも初めて知って、他にもたくさん気づいてなかったことが見えてきて...。

 

自分は本当に何もしてなかった、わかってなかった。好きなことだけ、自分のことだけしかやってなかったんだ。全部妻に任せきりだったんだ...。😣😣😣

 

職場でもそうです。目の前には障がいのある生徒たち。明るく、素直で笑顔が最幸な生徒たち。言葉でのコミュニケーションが難しい生徒もたくさんいます。そんな生徒たちがいろんなことに頑張ってる。そんななか、本当に辛いのですが、卒業後若くして亡くなる生徒もいます。それまで私が接してきた生徒とは全く違う生徒たち。彼らと接する毎日で、気づかされたことは沢山あります。

 

誤解してほしくないのですが、「普通」ってすごいことなんだ、当たり前って当たり前じゃない、そんなことに気づかされた感じです。

自分って恵まれてる、何不自由なく好きなことをやれてる、人並みに暮らせてる、これって本当に感謝すべきで、周りに対して不平不満や愚痴・文句言うのは違うよな、そんなふうに考えるようになっていきました。

 

私が特別支援に勤務している“意味”。

それは、それまで私が全く見えていなかった「感謝」すべきことに気づくためだったんです。私なりにそう解釈しました。そこから少しずつ私自身変わってきているんじゃないか、と思います。

 

ということで、今回はこの辺にしときます。

11年がくれたもの、まだすべては話せてないです😅

なので次回も同じテーマになります。つぎは教師として、指導者として得たことについて書いていきます。

 

なんで書いてるのか自分でもよくわかりませんが、まだまだ続きそうです。

「書きたいから書く!」

将来、一冊の本になるといいなぁ。などと、心の奥底ででぇーじ(とっても)ひそかに思っておきます。

 

今日も読んでくれた方がいれば、ありがとうございます😊

ではまた次回(^^)‼️